水虫,症状や水虫の【水虫症状と薬】水虫は誰もが発症する可能性のある身近な疾患です。水虫を完治させるために、水虫の症状や薬の知識をもちましょう

水虫症状

水虫とは?かゆみ水虫の症状と特徴

水虫とは、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に感染することにより起こります。
①激しいかゆみ、②皮膚のただれ、③皮のはがれ、④小さな水ぶくれ などが主な症状。

※水虫の自覚症状がある時は、水虫の可能性がとても高いため、水虫を悪化させない為にも早期治療が大切になります。

水虫症状

1.かゆみ 2.ただれ 3.皮剝け 4.水疱

水虫写真
顕微鏡検査で水虫菌(白癬菌)が見つかれば水虫です。一般的に水虫といえば足、特に足の裏にできる病気と考えられていますが、水虫菌(白癬菌)が感染するのは足だけではなく、体のどの部位にも感染する可能性があるため、感染した部位により名称も異なります。

日本人の1/4は水虫です

白癬菌(水虫菌)は、平均気温が18℃以上、湿度が80%以上になると活発に増殖を始めます。白癬菌が繁殖しやすい時期は、ゴールデンウィーク明けから秋にかけてになります。この時期は特に靴の中で白癬菌(水虫菌)が繁殖しやすい環境になります
現在、過去10年間の疫学調査によると、日本人の4人に1人が水虫であることがわかっています。しかも8人に1人が、【爪水虫】を併発しています。さらに、六十歳以上にいたっては、実に2人に1人が水虫という結果です。
「水虫」というと、「不潔」「汚い」というイメージがありますが、4人に1人が水虫である現在、女性や子供も決して他人事ではありません。水虫は汚い、恥ずかしいと思い放置や自己判断で治療をしていると、悪化する危険性もあります。水虫は誰もがなるということを認識して、専門の病院に相談する事が大切です。

感染場所 水虫の名称

小水疱型足白癬・趾間びらん型足白癬(足水虫)
爪水虫(爪水虫)
頭部
シラクモ(頭部白癬)
体部
ゼニタムシ(体部白癬)
角質増殖型手白癬(手水虫)
股部
インキンタムシ(股部白癬)

水虫治療と注意点

水虫治療で重要なのは、「素人判断をしない」です

水虫とよく似た症状を引き起こす皮膚病も様々あります。水虫でない患部に水虫薬をぬっても効果はありません。
(市販薬の誤った使い方はかぶれを引き起こし症状を悪化させるため注意が必要です)
かゆみや水疱などの症状が現れたときには、素人判断で市販薬を安易に使わないことが大切です。水虫は専門医でさえも見ただけで病名は確定できない疾患になります。

真菌検査

水虫を断定するには【真菌検査】が必要です。真菌検査にて病変部に白癬菌(水虫菌)がいるかどうかを調べ水虫かどうかを診断します。

水虫治療と水虫薬

水虫治療の目的は、水虫症状を鎮静させ健康な皮膚を取り戻すことです

足虫を治療するためには、水虫薬による治療と生活ケアに取り組むことが重要になります。
また、水虫治療後の再発を予防するためにも、身のまわりの水虫菌(白癬菌)を一掃するよう心がけることが大切です。
水虫の治療をするときに水虫薬を使用しますが、水虫薬の使用により、【アレルギー】や【かぶれ】が引き起こされる事があるため水虫薬も体質にあうものを使用する必要があります。
普段使い慣れている水虫薬であっても、アレルギー反応が突然起こる事もあります。
水虫薬も他の薬と同様、どのような体質にも相性の合う水虫薬はありません。体質に合わない水虫薬を無理に使用し続けてしまうと、水虫の症状を悪化させる原因にもなります。
水虫を治療しようと水虫薬をぬった事によりアレルギーが出てしまっても水虫薬が原因だと気が付かないこともあるので、水虫治療も専門のお医者さんに診てもらうのが安心です。

水虫の人が素足で歩いた場所を調べると、ほとんどの場所で水虫菌【白癬菌】が検出されます。
足の裏が直接ふれる靴、スリッパ、バスマット、ふとんなどは、水虫菌が繁殖しやすい場所です。効果のある水虫薬をいくら使っても、身のまわりから水虫菌を追い出さない限り、いつ水虫菌【白癬菌】に再感染するかわかりません。水虫をきれいに治し、家族に水虫をうつさない為に、水虫薬の使用と同時に日常生活でのケアが欠かせません。

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