インキンタムシ(股部白癬)の症状や特徴について【水虫症状と薬】

水虫症状

インキンタムシ【股部白癬】

白癬菌(水虫菌)により股に皮膚炎を引き起こした状態

手で水虫になっている足を掻いた手で、体の他の部分を触る事により、白癬菌がうつり、かゆみを伴う皮膚炎を引き起こします。この皮膚炎のうち、股にできたものをインキンタムシ(股部白癬)といいいます。

インキンタムシの症状

インキンタムシになると、健康な皮膚と患部との境界線がハッキリ分かります。堤防のように患部が盛り上がり、表面がカサカサして、患部のまわりに小さなプツプツができます。色素沈着を起こし、皮膚が暗紅色や褐色に変色するケースもあります。非常にかゆくなるため、根睡眠中に無意識に掻いてしまい、症状が悪化するケースも少なくありません。

男性とインキンタムシ

股部白癬は男性に多く、一般には男性特有の病気とも思われているようです。これは、陰嚢がふれる部分は蒸れやすく、白癬菌(水虫菌)が増殖しやすい環境にあるからです。
ただし、陰嚢自体はインキンタムシ(股部白癬)にはなりません。この部分には、抗菌力の強い特別な脂肪酸があるためと考えられています。

女性とインキンタムシ

インキンタムシ(股部白癬)になる女性が、ナイロン製の下着やパンティストッキングが原因で増えています。通気性が悪いために白癬菌(水虫菌)が繁殖しやすく、股だけでなくお尻にまで症状が広がるケースもあります。

予防と対策

インキンタムシ(股部白癬)を予防するには、通気性のよい下着を選ぶことが大切です。
インキンタムシは、イメージも重なってか、特に女性は恥ずかしがって治療が遅れてしまう傾向にあります。しかしながら、治療をしなければ患部は広がっていき、場合によっては、色素沈着を起こし、跡が残るケースもあります。

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